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WORKS02

ワン・オフという、おもしろさ。
HOUSE&SHOP

ワン・オフという、おもしろさ。HOUSE&SHOP
  • 建築費:2,000万円(設計料込)
  • 延べ床面積:150.71㎡(45.58坪)
  • 広島県安佐北区 夫33歳 妻29歳 長男5歳 次男3歳

時には、店舗のような遊び心を住まいに。時には、住まいのようなくつろぎを店舗に。型にはまらない自由な発想と、ワン・オフ(一度きりの製造)で製作するアドリブ感たぷっりの特注仕様。それが八重製材所のものづくりです。
完成形というものは無いし、打合せが始まってみないと分からない。決して奇をてらうわけじゃないけどフェンスやブロック塀のようなラフな要素こそが住みながらアレンジしていける余白だったりする。だから、おもしろい。
大切なのは定石やルールではなく、心で感じるバイブレーション。“造るを楽しむ”、そして“住むを楽しむ”私たちとセッションしませんか。

  • あえて仕上げを省いたラフなテイスト 合板がむき出しになった天井、下地材に塗料を 塗っただけの壁、露出した電気配線など、あえて仕上げを省いたラフなテイストからは、ダイナミックな躍動感すら感じられる。
    同時に、想像力や創造力を掻き立てられる不思議な感覚も印象的。
    お施主様の手によって、さらに素敵にカスタマイズしていかれるはずだ。
  • 頑強なブロックと棚を吊るロープのラフなブレ感の対比 頑強なブロックと棚を吊るロープのラフなブレ感の対比が、空間に自由な楽しさをプラス。
    一見するとハードな印象が目につくが、変にかしこまったところがないから逆に居心地が良かったりする。
    「子どもが小さいので、傷が付いても気にならないのもいいですね」(Wさん)

HOUSE

  • 2階居住スペース 1階を店舗にしたため、居住スペースはすべて2階に設計。LDKを中心に、奥が寝室、手前が子ども部屋になっている。一見無造作に見えるラフなテイストだが、木を効果的に使うことで温かみのある空間に仕上がった。
  • 金網フェンスを一部に使ったシューズクローク 金網フェンスを一部に使ったシューズクローク。道具をしまう場所だからこそ、かえってシンプルさがかっこいい。
  • 階段室は構造用合板を全面に使用 階段室は構造用合板を全面に使用。合板の柄やスタンプもそのままデザインとして活用。
  • 子ども部屋には黒板塗料を塗った壁 子ども部屋には黒板塗料を塗った壁がある。子ども達にとっても最高の家なのは間違いない。
  • 子ども用の机も八重製材所で製作 子ども用の机も八重製材所で製作。成長とともにカスタマイズしていけるシンプルなものを提案。
  • キッチンの個性を受け止められる大きめのタイル キッチンの個性を受け止められる大きめのタイルを選択。目地をグレーにすることでスマートな印象に。
  • モルタルの床に業務用のキッチン モルタルの床に業務用のキッチンをセット。機能的で掃除が簡単なのがいい。住まい全体のラフな印象にもうまく溶け込んでいる。

SHOP

SHOPスペース

新居の1階部分に美容室をオープンされたW邸。住居スペースのロックなテイストに対し、店舗スペースは少しキレイ目な要素を加えてある。
同じラフスタイルでも、アレンジによって印象は全く異なる。こうしたフレキシブルさがラフの本質であり、何かに縛られたりしない自由な心地よさを生み出す源泉だろう。

  • 外壁に用いられたものと同じ板が店舗内にも 外壁に用いられたものと同じ板が店舗内にも使われており、外部からの連続性を持たせたデザインになっている。
  • ややグレーがかった白で塗装されたシックな内装 ややグレーがかった白で塗装されたシックな内装。わざと配線や配管を取り付けた後に塗装をすることで、リノベーションしたようなUSED感が生み出された。それがリラックスできる雰囲気を醸し出しているようだ。
  • サロンスペースからチラリと見えるバックヤード サロンスペースからチラリと見えるバックヤード。あえてサロンとは違う硬質な素材感をのぞかせることで、エッジの効いたアクセントになっている。
  • 自然光をたっぷりと採り入れながらも、外からの視線を通しにくくしたウィンドウ 自然光をたっぷりと採り入れながらも、外からの視線を通しにくくしたウィンドウ。カットスペースの両サイドにレイアウトされており、爽やかな開放的な心地よい。
  • リラクシングスペース リラクシングスペースは、レイアウト変更も可能な建具で程よい包まれ感を持たせてある。梁から吊された建具の浮遊感もおもしろい、どこかアーティスティックな空間になった。
建物外観

「Warehouse(倉庫)」とネーミングされる個性的な外観。既成概念から解き放たれた象徴でもあり、何でも受け止めてくれるラフの包容力をイメージした姿でもある。

  • 住居部分の玄関 1階部分は店舗ということも考慮して、親しみやすい板張りの仕上げに。正面左側が住居部分の玄関だが、レタリングで生活感をうまく消してある。
  • 店舗の入口部分 右側が店舗の入口部分。シンプルな造形ながら、温かみを感じるエントランス。柔らかでやさしい感じは、オーナーであるWさんの人柄とリンクする。

不完全だからおもしろい ラフスタイルの魅力

完璧さや整えられた美しさとは対極のラフスタイルには、隙であったり間があったりする。そこに自分たちでアレンジを加え、思い出を重ねていく。そんな“住むを楽しむ”暮らしがラフの魅力だ。
住まいはもっと自由であっていい思うし、もっと使い手の個性が出ていいと思う。その本質は住居も店舗も変わらないはずだ。

間取り図
  • CHECK POINT 1

    玄関のシューズクロークは構造用合板と金網フェンスでロックなテイスト
    工事現場でみかけるあの金網フェンス
    玄関のシューズクロークは構造用合板と金網フェンスでロックなテイストに。フェンスに何気なく引っかけた帽子がサマになったりする。機能性だけでなく、そんなラフなアドリブが楽しい空間を目指してみた。
  • CHECK POINT 2

    一部の建具はお施主様自らが塗装
    プロには出せない塗装の表情
    一部の建具はお施主様自らが塗装。塗り方ひとつとっても個性は出るもの。大らかで大胆だったり、繊細で几帳面だったり。上手下手が問われるのはプロの世界。大事なのは愛着が湧くかどうか。
  • CHECK POINT 3

    遊び心のあるミラー
    扉の向こうに新しい自分(?)
    遊び心のあるミラーを提案
    美容室で最も目に留まるのはやっぱり鏡。お客様と美容師さんをつなぐ大事なインターフェイスですが、だからこそありきたりじゃつまらない。そこで建具に鏡をはめ込んでみました。ちなみにドアは開きません。
  • CHECK POINT 4

    子ども部屋
    子ども達の想像力を伸ばす大きなキャンバス
    リビングのブロック塀の裏側には子ども部屋があり、その壁には黒板塗料が塗られている。床から天井まで広がる大きなキャンバスは、子ども達の想像力をしっかりと受け止めてくれる。
  • CHECK POINT 5

    オリジナルTVボード
    ロープのアレンジがおもしろい
    オリジナルTVボード
    家具などのインテリアも住まいの一部。だけど、中々ぴったりのものは探しても見つからないもの。それならばと、オリジナルで造作。そうすれば、建物と家具がお互いを補完し合うイイ関係が生まれたりもする。
  • CHECK POINT 6

    あえて露出させた電気配線
    あえて露出させた電気配線
    ラフなスタイルの定番ともいえる露出配線。どこかノスタルジックな印象も素敵です。わざとチープな照明器具と組み合わせてみるのも、味が出ていいかも。後から照明を増設したりするのも簡単で、実用的なメリットも見逃せない。
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